[作成者]親子リトミック教室wakka. 佐藤未来
研修2日目。内容盛りだくさんのこの日は、世界的なオイリュトミストでありながら様々な経歴を持っていらっしゃる“宇佐美陽一先生”による「オイリュトミー体験」からスタートしました。
オイリュトミーとは、ギリシア語で「美しいリズム」という意味です。
オーストリアの哲学者・教育家であるルドルフ・シュタイナー(シュタイナー教育の創始者)によって創造された、運動を主体とする型の芸術です。“動くことの内容が思考に近い”という、とても奥深い体験をすることができました。
お母さんがお勉強の間、お父さんと一緒に阿蘇の自然の中でおもいっきり遊ぶ子どもたち♪アットホームな温かい雰囲気が音脳協会らしい雰囲気です。
午後からは、2つのワークショップ。講師のお子さんやご主人、そして一般の親子さんも交えての和気あいあいと楽しい時間でした。
まずは、「にじませる絵」の体験からです!
画用紙を水に浸して…そっと色をのせていって…
ふむふむ。うんうん。なになに?
真剣な表情で宇佐美先生の説明を聞いています。さあ、1 人でできるかな!?やってみよう♪
赤・黄・青の3色を、そのときの感覚でそれぞれ選んで色をのせていきます。みんな同じ真っ白な画用紙でも、ひとつも同じ絵はありませんでした。
「にじみ絵体験」から感じたこと
それぞれが独立し強い個性を持つ色と色が、他の物質である水が加わることで、ちょっとずつ交わり合い、時にはパッと一気ににじむこともありました。
その色を「美しい」とハーモニー(調和)を感じることもあれば、「乱れてきた」と不快な感覚を味わうこともあり…。
またさらに色を重ねていくことで、全体のバランスがとれてきたり、新しいハーモニーが生まれてきました。
それは、「人と人が交わること」と全く同じことだと感じました。
五線譜などの固定概念に囚われない自由で柔軟な「造形楽譜」を作りました!
スタート♪好きな色のクレヨンを手に取り自由に線を描きます。
スーーーツ…サササッ…くねくね…でこぼこ…
もうすでにいろんな音が聴こえてきますねっ♪
今度は好きな色の絵の具で掌や足裏にぬりぬり♪線の上に音譜をぺったんこ♪
いろいろな場所からわくわく、ドキドキの音。
大人も子どもも、自由に描き込んでいきました。そして…「造形楽譜」の完成!!
3グループに分かれての楽譜作りでしたが、見事にそれぞれ味のある3種類の楽譜が完成しました!
最後はお楽しみの“即興演奏”で締めくくりです。「傘マーク」の音楽記号…青色が散らばる手形音譜…さあ、どんな演奏になったのでしょうか?
世界中で御活躍されるライアー奏者“池末みゆき先生”が奏でる音色に癒されたひとときでした。
宇佐美先生のオイリュトミーとの即興演奏では、言葉にするにはもったいないほどの感動を味わいました。
[作成者]長崎佐世保教室おといろ 吉田美佳
毎年この時期に行われる音脳協会による研修会。
今年は『音の源 アートピクニック』と題して熊本県阿蘇市波野にて行われました。
お世話になったのは宿泊研修施設『やすらぎ交流館』。
阿蘇の大自然に囲まれた旧小学校が増改築された場所です。
九州の講師を中心に関東・関西からの参加も含め、音脳講師とその家族、パパと子ども等、教室生徒さん、総勢50名以上が集まりました。
研修1日目は、ここに来るまでの音をそれぞれ表現するという音脳らしい自己紹介からスタート。
ほわっほわっ・キラッキラッ・キャッキャッ…
初めて合う講師同士も同じ音脳の意識で一気に距離が縮まります。
まずは大分の柴田先生による
『音脳リトミック』
五感を研ぎ澄まして想像し、それを音や身体で表現します。
ピロピロピロ~、キュッキュッキュッ、フワッフワッ
どんな体験だったかな?
次は北九州の李先生による
『音脳ピアノリトミック』
オリジナルワークや鍵盤シートそしてピアノを触りながら、パペットのとおんちゃんにおとのくにを案内してもらいました。
とおんちゃんは「おとのくに」のどんな場所を案内してくれたかな?
最後は佐賀の中島先生による
『音脳リズムマッサージ』
ベビー期だけでなくチャイルド期もできるマッサージ。
子ども達はママの声とメロディーを耳や肌で感じながら気持ちよさそうに体験していました。
私達講師も、他の音脳講師のプログラムを体験することでたくさんの学びと気づきがありました。
夜の勉強会では、オイリュトミストの宇佐美陽一先生より、ドイツの教育や社会状況・日本との違い等、スイスのドルナッハとドイツのシュツットガルトに3月に行かれた時のお話をお聞きしました。
勉強会後も講師同士で情報交換や相談等、濃い時間を過ごし研修初日の夜が更けて行きました。
子どもたちに助けられて過ごした日々で、音脳に出会ったキッカケを思い出しました。
初めて自分でチャレンジしたいと飛び込んだときに経験したいろいろな思いを忘れずに少しずつ進んでいきたいと思います。初めてお会いしてお話しできた先生方の輝きを見てあこがれ、パワーをもらいました。
(Y先生@大分)
今回の研修は二回目の参加。
前回は子どもたちと和気あいあいとした雰囲気で自然の中で生活を共にする楽しさを学び、今回の研修は子どももですが、特に自分自身未来への一歩を踏み出せる力をもらえた。そんな研修でした。
(U先生@奈良)
[作成者]釜須 里子
2014年3月1日(土)、千葉は船橋で金子理事と柴田先生による音育児講座が行われました。
御陰様でご連絡頂いた方がほぼ全て出席となった会場は、ママとお子さんを始め妊婦さん、ご家族でご参加下さる方や、お孫さんとご参加下さる方、年齢、老若男女問わずの顔ぶれ。
これから始まる講座の期待に包まれておりました。
当日のプログラムは、
と、いう流れで進みました。
「音のしっぽ」という、音脳リトミックでも大好評のライアーの音に皆で耳を傾ける時間からスタート。
ワイワイしていた空間が一気に集中へと変わります。
ライアーの音色を楽しむ参加者の皆様。
ん!?これは新聞紙?!どのように使うのでしょう?
想像力が膨らみます。
音脳リトミックと、音脳リズムマッサージの体験教室をした後は、いよいよ椅子に座り音育児講座(導入編)を学びます。
「音育児力って?」「自己肯定感って?」
という素朴な疑問から始まり、金子理事と、柴田先生による日頃の育児を「音」を通じて楽しむヒントや、五感を刺激する事等、盛りだくさんの内容がお話されました。
大盛況の間に終えました「音育児講座in千葉」、今回受講された中から既に音脳リトミックの資格取得を目指して受講をお決めになった方もいらっしゃいます。
「音育児」が関東でも、益々広がり、根付いてくる予感でいっぱいです!
金子先生をはじめ講師の方々とお話できたことや、あの場にいる事ができ、とても貴重で何より楽しかった!
音脳リトミックを普及させていきたい先生方の思いが非常にわかる1日でした。
そしてライアー!!泣いていた、息子がすうっと寝てしまって、ビックリ!!
すごさを実感しましたよ~!
(我孫子市・W様)
音育児という言葉も協会の事も良く知らず受講し、来られている方がピアノの先生等と聞いて、正直、場違いだな、やっちまったな、と思いましたが、
充実した内容で、楽しく学べました。そして、音育児に益々興味がわきました。
まずは、ライアーを購入して、私自身が音を楽しんで子育てをしたいな、と思っています。
そして、第2子ができたら、音脳リズムマッサージをしてあげたいなと思います。
(船橋市・K様)
次回、東京ではピアノ講師を対象とした音育児講座を4月22日に予定しております。
どうぞ、ご参加希望の方は協会までご連絡下さい。
[作成者]本原 麻三子
昨年12月に東京で行われ、好評だった「ピアノ講師のための音育児マイスター講座」が福岡市にて開催されました。
福岡を中心に九州各地、奄美大島や鹿児島より、ベテランピアノ講師の先生方がお集まりくださり、音脳リトミックへの関心の高さを感じます。
音脳リトミックに2歳ピアノリトミックを取り入れた、よりピアノに繋げやすい「音育児マイスター講座(音脳リトミック導入編)」となりました。
今回のプログラムは
このような流れで進めさせていただきました。
参加は音脳講師を含め8名。ピティナのステーションもしていらっしゃる先生方の集まりで、音についてのディスカッションでも積極的に、擬音語、リズムが飛び交います。日ごろからの先生方の音へ対する意識の高さが手に取るように伝わってきました。
リトミック体験では、金子理事のスムーズな誘導で、マタニティーから、赤ちゃん誕生、ベビーと抱っこしてのリトミックまでを体験。「この音がしたら?」の理事の声掛けに、沢山の言葉が飛び交い、笑いの耐えない楽しいリトミックとなりました。
「20年前の子供がおなかにいたころを思い出し、とても楽しい時間がすごせました。」
「音楽に合わせて体を動かしたり、止めたり、嬉しく楽しく、他の方と一緒だと面白かったり笑ったり、一体感たっぷりでした。」
先生方も、音脳らしさを感じてくださったようで、こちらも大変嬉しく思います。
2歳のためのピアミックでは、2歳児役とママ役になっていただき体験。
今回は「フォルテさん・ピアノさん」のテーマに、
音コミュニケーションから座学⇒リトミック⇒鍵盤シート⇒ピアノまで
の流れがうまく伝わってくれたらいいな、との私の思いとは裏腹に、講師経験が豊富な先生方でしたので、すぐに理解され興味を持っていただけたことは大変光栄でした。
「音脳ピアミックに特に興味を持ちました。今までは自己流でしたが、きちんとしたカリキュラムがあるので、楽しんでレッスンできる気がしました。」
「キャラクターと一緒に遊びながら学べるところなど、子供に受け入れられること間違いなし!と思いました。」
午後からの講座でも、ライアーの美しい響きを「心にしみてくるような感じ」と、さらっとお答えくださったり、「ライアーの音をもっと聴いていたかった」など、さすが美しい音には敏感な先生方です!
九州各地から、時間をかけて足を運んでくださりお集まりいただき、大変嬉しく思います。
今回、福岡で初の「ピアノ講師のための音育児マイスター講座」でしたが、今後も、音脳(On-no)協会本部のある福岡を中心にしっかりお伝えできるよう、精進してまいります。
「音育児マイスター講座」にご興味をもたれた先生は音脳協会までご連絡くださいませ。
音育児講座(音育児マイスター講座)
詳しくはこちら
[作成者]音楽脳育協会
音脳(On-no)協会の「音育児」をどのように伝えるかが、実は大変難しく、ママの音育児力upへ繋がるヒントをマッサージを通してお伝えしていきます。
「伝わったこと」で、伝えた役目となること。
試験での見せ場は伝え方、誘導の仕方をはもちろん、音楽的効果や身体的効果もしっかり言わなくてはなりません。そう、理解力&暗記力&記憶力も必要となってきます。
2日目の朝のスタートはみんなで身体を動かしながら、「『テンポ』『リズム』の違い」一定の拍をとったりしながら、それをママの声「メロディー」と肌への皮膚感覚へと繋げていきました。
身体を動かしたことで理解できた!!と学生さん。
自らが体感したことでより落とし込めたようですね。
学生時代の合宿の様な2日間。
みなさんのキラキラした瞳の輝きと、前向きな考え方、これから何かをつかもうとしている勇気、関わる人に対する思いやりのある行動は学ぶことが多く、私自身自分を振り返る時間にもなりました。
そして、みなさんよりパワーをいただきました。
色々なお話をしていくうちに、
「先生みたいに音脳リズマを教えることもできるようになるのですか?」
もちろんです!!凄く嬉しい質問でした。
まずは春の試験合格、そして、素晴らしい教育者、音脳講師としてのご活躍を楽しみにしています。
小さな音を立てて野の花が咲くような優しい笑顔の知念先生とみなさんへ。
ありがとうございました。
SIBA=尚学院国際ビジネスアカデミー
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[作成者]音楽脳育協会
1月26日と27日の二日間、沖縄にて音脳リズムマッサージを受講中の生徒さんと試験前勉強会を行いました。
今回参加された生徒さんは、この春開催予定の沖縄試験を目指す方8名。
現在、沖縄尚学院で幼児教育を学んでいる現役の学生さんが参加されました。
沖縄尚学院SIBAに勤務されている音脳講師の知念先生は、授業の中で学生に音脳リズムマッサージの導入部分をお伝えされておりまして、先生の授業のきっかけによりここから資格取得をめざす生徒さんが増えています。
何より嬉しかったことは、昨年の沖縄音育児の時にお手伝いしてくださった生徒さんがみなさん受講を決めていらっしゃり再会したこと。
お会いした瞬間に「先生~」と笑顔で声をかけてくれました。
沖縄尚学院SIBAは今後幼児教育に携わることになるであろう学生へ向け、音脳リズムマッサージの必要性を理解、全面的にバックアップしてくださっておりまして、今回も試験前勉強会の会場を提供してくださいました。
今回、理事の奥様ともお会いすることが出来、前進する協会に応援のメッセージもいただきました。こうして応援してくださる方がいらっしゃる事は本当にありがたいと思っております。
午前中に英検を終えたばかりの学生のみなさん、音脳リズマのプログラムへと頭を切り替えて勉強会へ臨みます。疲れを見せることなくみなさん懸命に学ぶ姿。
素晴らしいと思いました。
写真左は沖縄で音脳リズムマッサージの養成をされていらっしゃる知念徳子先生。10代の生徒さんにとってはお姉さんの存在。常に愛情をもって接している様子が生徒さんの姿からひしひしと伝わってきました。
1日目は一人ひとりが現段階でできている試験プログラムを発表し、それについて、よりよいプログラムにみんなで意見を出し合います。
「よりよいって???」
「そう、よいプログラムはどんなもの???」そこからスタートでした。
「育児を楽しめるプログラム?」「気づかせるプログラム?」「育児にどう音を取り入れる??」「ママに伝わりやすい質問の内容や方法」「教室の全体雰囲気」「声のトーン」「間」「講師の視線&動き」…そう気がつくと幼児教育の中でも大切にしていることでした。
日ごろ学んでいることに気がつくと、あっという間に落とし込めるみなさん。のみ込みの早さにびっくりの場面も。 18歳、19歳の脳ってすごーい!!
それぞれがお互いの良いところを見つけ、また自分では気がつきにくい悪い癖をも見つけ共有したことで団結力も備わったようでした。
SIBA=尚学院国際ビジネスアカデミー
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[作成者]釜須 里子
2013年12月20日(金)、前回から好評だった、ピアノ講師を対象とした音育児マイスター講座(全二回)の後編が行われました。
この度の企画も前回同様、東京台東校の大友ちひろ先生が中心となり、開催の運びとなりました。
当日のプログラムは、
と、いう流れで進みました。
小雨が降り、冷え込んだ日となりましたが、会場は講師、受講生を含めた11名による熱気で満たされていました。
前回の講座を受けて何か変化はありましたか?という金子理事からの問いかけに、
「“五感の力を養う”という話から、ピアノのレッスンでも少し五感を意識するように取り入れてみたら、子供たちからとてもおもしろい反応が返ってきた。今日も沢山学んで帰りたい。」
「前回は“ベビーもリトミックできる“という話が新鮮だった。受講後、自分ももっとベビーにかかわってみたいと思い、ボランティアでベビーと触れ合えるところに参加してみた。」
など、それぞれに刺激を受ける事があった様子。
自然と今回の講座への期待も高まります。
普段あまり目にする機会が無い、ライアーという楽器の成立ちや弾き方を金子理事より習いました。
ベテランのピアノの先生方も今回は、皆さんが熱心な生徒となり、心を一つにして曲を奏でました。
その後は、受講生の皆さんが一番知りたい部分でもあったと思われる、ピアノリトミックの講座です。
それぞれ「2歳児」と「そのママ」という配役を与えられ、実際に体感しました。
皆さん口々に「楽しい!」「キャー!」「面白~い!」など学びながらも喜びや、感動の言葉が飛び出していました。
お陰様で大好評となりました、ピアノ講師のための音育児講座(全2回)。 この度の講座で早速「音脳リトミック講師」の資格取得へ向け、受講をお決めになったピアノの先生もいらっしゃいます。
ご興味をお持ちになられた方は、是非次回へのご参加やお問合せをお待ちしております。
大友ちひろ先生を中心に、更に東京で音脳の芽が広がっています。